最近組織運営で気をつけているのが、組織のメンバー同士でタスクの受け渡しをすることである。これが現場判断で適正な人間に回っているのなら良いがそうでない場合、非常に問題だと思っている。これを個人的に爆弾ゲームと呼んでいる笑

どういった事象のことかというと下記2種類あると思っている。

  • 誰がやっても良い評価につながらないタスクを他人に回すことで自分のタスクを減らす。
  • 事前に判断が必要なものを完成後に判断する

前者は分かりやすく悪いので中間管理職と部下、先輩後輩以外は実はしにくい。まあこの2箇所だけでも起こると面倒だなんだが。分かりやすい前者から説明すると基本的に従業員と会社は仕事の結果と給与で契約している。ただ、この結果に置き換えにくいタスクも存在はしているちょっとした雑用などが分かりやすいかもしれない。

こういったタスクは報酬を目的に働いている人からすると魅力的でないため後輩や部下に渡し、評価の上がるタスクを中心にやってしまうかもしれない。そうなるとコミュニケーションコストだけ高くなり、個人で見るとその人のタスク量は減るかもしれないが組織全体でみるとコミュニケーションコスト分コストが増える。

これは明確に上がタスクの割り振りを明示するかそういったタスクも評価内に入れるかをしないと解決が難しい。

ただこれはあまりやると普通に人間関係に問題が出るので実際にはそこまであからさまにする人間は少ないと思う。問題は後者だと考えている。後者がよく起こるのはデザインの発注の場を想像してもらえると分かりやすい。デザインで例えばデザイナーからボタンの位置を事前に確認され、そのときにちゃんと考えずできてから考えようと思ったことはないだろうか?これはシミュレーションするコストをデザインのコストで補おうとしている。

もちろん実際にできてみないとよく分からない案件はあるがそれに甘えて事前に考えないで発注や依頼をするのはコストを組織全体で考えられていないのではないだろうか?これは前者のものより非常に解決が難しい。それを事前に想定できるかは断言できないし、能力の問題もある。ただ自分だったらそこも能力の一つだと思うのであまりに多かったら普通に評価下げるなーという部分ではある。よっぽど評価者が現場を把握し、スキル、状況を把握しないといけないのでそれも難しいのだが。。。

またより難しいのが2部署をまたがるときでこうなるとお互いの部署のリーダーがどっちがやるべきか押し付け合うこともある。自分の部署に無駄なコストを持ち込みたくないからだ。その上で包括的に判断できる人間がいればいいが現場のタスクを2階層上の人間が判断するのは難しい。こういった場合依頼する側がどうしても主導権を握りやすくなる。

解決策としては個人的には個々のタスクで判断するのは諦め、部署ごとのミッションを具体的に制定するのが良いと考えている。どこまでをやってどこまでをしないか。その明示だけなら包括的に見ている人間に確認を促すこともできるはず。