営業チームと開発チームが仲良くするために大切だと思うこと

営業チームと開発チームが仲良くするために大切だと思うこと

広告のアドサーバーの開発を見ていると広告という分野なのでビジネス面と技術面両方見ることが多いです。うちでは営業チームと開発チームがありますが、大抵の会社ではスーツとギークじゃないですがあまり仲良くならない部署同士だと思います。結構この2つのチームのコミュニケーションの設計をどうするかはかなり悩んでいる所で今のところうまく行っているようなきがするので1事例としてまとめてみます。

なぜ仲が悪くなるのか?

いくつか要因はあると思いますが、まずは使っている用語が違うのが大きいと思います。コミュニケーションにコストがかかったり齟齬が生じるので仲が悪くなる。これはすごく分かりやすいけどなかなかビジネス側がプログラミング勉強したり、エンジニア側がクライアントの要望などを把握し切るのは難しいです。僕はつなぐ立場なのでプログラミング勉強したりクライアントとのやり取りを見たりしていますがそれを全てのメンバーがやるのは現実的ではないかと思います。僕はどちらもたまたま好きだったからできたけど。

またKPIが2チームで違うと争いの種になります。例えば営業チームは売上をKPIにしているが開発チームはcv数をKPIにして営業チームは効果とかではなく、とにかく案件を取ろうとして開発チームは効果があがりそうな案件への対応を頑張ったりしちゃいます。このKPI、目標を一致させてアプローチだけ違うという状態にしないといけないのも難しいところです。

3つ目は時間軸の違いで営業チームは直近の案件にもちろん注力しますが開発チームは中長期の効果改善に注力しがちです。直近の案件をテストで使い、新機能を試したい開発と直近の案件でそんなテストなんかせず、現在の機能で確実に効果をあげたい営業チームなんかもよくあるパターンだと思います。

どう対処していくのか?

まず前提として大切なのは別に営業と開発に限ったことではないですが相手の職種を理解しようとする姿勢が大切かと思います。(いきなりエモーショナルなところいきますが)相手チームのKPIや文化、言語の理解をすることが前提。そのうえでやらないといけないのは2チームの目標や言語を統一していくこと。1つ目の言語の違いは用語表を作り、できるだけ2チームの言語を統一する必要がある。

2つ目、3つ目の目標設定は時間軸やアプローチ方法が違っても最終的に同じになる目標を設定しないといけない。

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