コロナでリモートワークが増える中で雑談ってやっぱり大切だよなと思う場面が増えた。意識的にランチをリモートでやったりして対策をしているんだけどそもそも雑談ってなんで重要なんだろうというのを言語化していなかったのでまとめてみる。
ちなみに下記の動画が非常に面白かった。僕もyamottyさんの考えと結構似ているかもと思った。
雑談の役割は親密さの形成だけではない
よく雑談大切だよねって話をすると仲良くなるの大切だもんねと言われるのだがもちろんそれも大切なんだけど仕事にもわりかし直接的に関係していると考えている。
というのも課題解決をするためにはそもそも課題を見つけるための情報が必要だったりする。mtgだと必要な情報に絞ってやりとりするため実は課題だと思っていたものとは別の部分の情報が重要だったり、課題だったりすることもある。
雑談はその前提条件や周辺情報を共有する働きもある。例えば最近忙しいんだよねと雑談でぽろっと出てなんで忙しいのかを聞き、あのプロジェクトが炎上しててさなどの話になったら他のプロジェクトの動きが遅いのはその炎上のせいかなどわかったりする。
大事にしないで解決する方法
もう一つの役割としては大事にしないで解決できるというのがある。例えば誰かのスピード感に不満を持っている人がいてその人に対してあなたの動きが遅いんだけど何が原因ですか?と投げかけるのは緊張感を産みまくる。それよりもその二人入れてランチして最近忙しい?って話題から互いの状況を把握してもらった方が柔らかく課題解決に進めたりする。mtgなどを効率的にすることはもちろん重要だけど組織において大事にしないで課題解決するは重要なことだと思う。
話題によっても向き不向きがある
特に組織的な連携だったり人間関係だったりはmtgなどで課題としてあげにくい。この辺の課題はmtgよりも雑談から個別解決する方が個人的にはかなり適切に対処できる幅が広い。ただ一方で雑談というのは強制イベントではないので人によってしやすい人としにくい人がいる。特にリモートになる中で雑談をできる機会も減っていく中でそういう人とどうコミュニケーションを測っていくのかが結構組織によって差が出るところだと思う。
オンラインになってでかいところは発言しない人は本当に存在を認知されない。オフラインだったら存在してたらいることをみんな把握できるがオンラインは発言しないとそれもない。そういう人にどうアクセスしていくかが重要。