PdMが読んどくと良さそうな読書感想

  • 2021.04.03

ジョブ理論を読んで新規事業の成功率に組織文化が関係してるよなと思った話

最近ジョブ理論を読み直して改めていい本だなーと思った。今更だけど。ジョブ理論というと顧客はジョブを雇用する。つまりプロダクト自体ではなく、ジョブ(体験だったりソリューション)に対してお金を払うというのが有名だが後半の継続的に購入されるための組織について書いているところから新規事業でうまくいかないパターンの一つ組織文化とマッチしない事業をやってしまうというものの納得度が上がったのでそれについてまとめ […]

  • 2020.04.06

NOFLOPは新規事業を考える上でめちゃ実践的

新規事業において失敗はつきものだがその失敗の多くはそもそものアイディアだったとし、そのアイディアの成功率を上げる方法を書いたのがこのNOFLOP。失敗を避けるというと消極的に見えるが悪い仮説を早期に見つける方法を具体的にまとめているのですぐに使える。新規事業を考えている人全員必見。 失敗はなぜ多いのか?それは一箇所でも失敗すると失敗だから 失敗する新規事業はなぜ多いのか?その理由は新規事業は一箇所 […]

科学的な適職を読んで人から求められる仕事をするのって重要だなと思った

鈴木祐さんというパレオな男で有名な方が科学的に幸福度の高い職業選択について書いた本が「科学的な適職」。この本の中で適正で選ぶのは職業選択の間違いの一つで組織内で相対的に適正のあるものを選ぶほうが幸福度が高いという主張があって面白いなと思ったので考えをまとめてみた。 職業選択のバイアスの一つ適職を探す この本で職業探しの際に陥りがちなバイアスの一つに自分の適職を選ぼうとすることが挙げられています。正 […]

  • 2020.03.14
  • ,

ベストセラー・ライトノベルの仕組みの売れるコンテンツの構成が面白かった

ベストセラー・ライトノベルの仕組みが人気のコンテンツの仕組みや市場分析がよくて面白かった。コンテンツもwebプロダクトと同じように広まる仕組み、刺さる仕組み、売れる仕組みがあるんだと参考になった。 売れるコンテンツの構成要素 個人完結でコンテンツとして面白い ネタになる 刺さる 独自性 まず個人で読んで面白いというのは全てのコンテンツにおいて当たり前だが重要。そのうえで友達との話題になるネタ要素が […]

PMとしてみずほ銀行システム統合、苦闘の19年史を読んで

みずほ銀行システム統合、苦闘の19年史 史上最大のITプロジェクトを読んだが、正直どこでも起こり得るし、実際に業界の身近な会社でも似たようなことは起こっています。またもっと視野を広げるとシステム開発に限らず、専門性の強い意思決定を経営陣とコミュニケーション取れずに失敗することはままあります。組織論として感じたことをまとめてみました。 企業の大きさに限らず起こり得ること まず読んで思ったのがこれって […]

  • 2019.12.23

ベゾスレターで意思決定について勉強する

おもしろかったベゾスレターについて感想をまとめてみた。ベゾスレターはベゾスが株主へ当てたレター(メッセージ)からamazonの文化や方針、ベゾスの考え方を分析したもの。 なぜ長期的な視点でものを見れないのか? amazonの特徴の一つとも言えるのが赤字を気にしないということ。これは赤字を計上して税金を低くするというファイナンス上のハックでもあるが、なぜ他の会社はその方針を取れずにamazonだけ( […]

  • 2019.01.06

【読書感想】ブランディングの科学を読んでみた

ブランディングの科学すごい良かったです。周りですごく話題になったので流されて読んだくらいだったけど非常に良かった。 どんなこと書いてたか? 今までなんとなく信じられていたマーケティング、ブランディングの手法を科学的に分析してみた内容を書いている。下記にその一部をちょいまとめてみました。 ダブルジョパティの法則 今までマーケットのシェアと継続率、プロダクトのロイヤリティは別として捉えられていた。つま […]

  • 2018.08.02
  • ,

ソーシャルメディア四半世紀の読書感想

ソーシャルメディア四半世紀面白かった。かなり各サービスの具体的な数字が載っているので当時の数字感が分かるし、やはりある程度長期間でみると違ったものが見えてくるなーと思った。下記思ったことをまとめてみた。基本的には サーバコストが安くなる、広告収益性があがるという中でサービス自体も変わってきた(ビジネスとして成り立つサービスが変わってきた) コンテンツを安く調達するためのCGMとコミュニケーションを […]