ベゾスレターで意思決定について勉強する

ベゾスレターで意思決定について勉強する

おもしろかったベゾスレターについて感想をまとめてみた。ベゾスレターはベゾスが株主へ当てたレター(メッセージ)からamazonの文化や方針、ベゾスの考え方を分析したもの。

なぜ長期的な視点でものを見れないのか?

amazonの特徴の一つとも言えるのが赤字を気にしないということ。これは赤字を計上して税金を低くするというファイナンス上のハックでもあるが、なぜ他の会社はその方針を取れずにamazonだけ(時価総額上位の企業の中で)できるのか。それは長期思考であるかどうかを表している。

amazonのビジネスの仕組みはこの本ではずみ車として紹介されているように

  • 利益をあげ
  • その利益を投資に回し
  • 赤字計上することで税金を免れると同時にその分を価格やユーザー体験にあてることで更にユーザーを獲得する

である。これをやるとインフラや物流などの投資が必要な事業はめっぽう強い。これを他の企業がやらないのは直近、赤字計上により株価が下がるからだ。amazonは長期的に正しいことをやるのでこの株価という短期指標に意を返さないし、期で区切った短期的な利益を気にしない。

社員が長期視点もてる仕組みはまた別

会社が長期視点であっても社員も同じように長期視点で動けるかというとそうではない。社員も基本3ヶ月とかで目標もたされているのでこの期間に拘束されがち、長期視点を経営が持ち、その途中地点をうまく持たせればいけるかもしれないがなかなかその設定が難しい。

意思決定の種類

意思決定を下記に分けて処理をするというのも面白かった

  • 1型・・・重大かつ後戻りが効かない不可逆な意思決定
  • 2型・・・あとで取り返しのつく意思決定

意思決定にも種類があるというのは結構無意識にやってたかもしれないけど言語化できてよかった。

企業文化の形成のために退職を促す

もう一つ面白かったのが退職金制度でamazonでは退職金をまあまあ出すし、それを社員に通知する。こうやって会社のビジョンなどと合わなくなった人間を外にだすのはお互いのためにも良いことだし、会社がそれでもいてくれる人に合わせていくのは理想。ビジョンや文化に合わない人を無理につなぎとめようとすると文化が崩壊する。

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