科学的な適職を読んで人から求められる仕事をするのって重要だなと思った

科学的な適職を読んで人から求められる仕事をするのって重要だなと思った

鈴木祐さんというパレオな男で有名な方が科学的に幸福度の高い職業選択について書いた本が「科学的な適職」。この本の中で適正で選ぶのは職業選択の間違いの一つで組織内で相対的に適正のあるものを選ぶほうが幸福度が高いという主張があって面白いなと思ったので考えをまとめてみた。

職業選択のバイアスの一つ適職を探す

この本で職業探しの際に陥りがちなバイアスの一つに自分の適職を選ぼうとすることが挙げられています。正確にいうと組織のニーズよりも自分の適職を優先したときに幸福度が下がるという話で組織の中で相対的に秀でているものを職業に選んだ場合は幸福度が高い。

つまり自分の好きな職業よりも組織、周りの人間に求められることをした方が幸福度が高いという話。

人の評価は相対的

人の評価って相対的なもので今の組織において一番適切なのはだれだ?という見方で担当は割り振られていく。もちろんある程度は絶対的に水準を超えていないとそもそも仕事が回らないんだけど。。。

自分の得意に固執して組織をないがしろにしていないか?

例えば経理を誰かがやらないといけないけど誰も経理のことをわかっていないし、数字に弱いというとき自分が相対的にそれが得意だとします。その際に経理を特にやりたくないのに自分がやります!と言えるかが結構分かれ道だなあと。

自分はマーケがやりたかったので経理はやりたくないです!と言ってしかもマーケにそこまで適性がない場合、マーケになれたとしても組織から求められず、あまりいい結果にはならない。

自分を振り返ったとき組織の求めることをやったときが一番成長した

自分の今までの仕事を振り返っても組織にとって足りないものを穴埋めしたときの方が満足感、達成感があった。またそういう仕事の仕方がいいのは会社に求められているのでかなり優先してリソースを降ってもらえて大きな仕事をできるという点にもある。

そうやっていろんな経験を誰もやれる人がいないから自分が拾おうと仕事をしていったらどんどん視野が広がったし、大きなリソースを任せてもらえるようになり、信頼も獲得できる。そしてその信頼で自分のやりたいことに対してもリソースや責任をさらにもらうことができる。そういうサイクルを作り出せるかがキャリアにとってすごい重要。

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