toC PM Nightに行って組織論について考えてみた

toC PM Nightに行って組織論について考えてみた

https://retty.connpass.com/event/122719/

rettyさんのオフィスでやってたtoC PM Nightに行ってみました。PMのイベントってあまりないし、あっても結構一般論になりがち。プログラミングとかみたいに共通の話題とか場面が少なくて会社の数字とか施策の話になっちゃうんでなかなか記事やイベントで具体的なことが話しにくかったりする。。。ただ今回のイベントはこじんまりとして結構深く話せる感じだった。下記色んな人と話しして思ったこと。

OKRの難しいところ

OKR前はやってたけど今はやってないってところが多かった。一概に悪いとは言わないけど目標(O)が変わりやすいITサービスにおいて毎度それにKRをあわせていくことのコストがネックになってそう。評価を決めるのが業務の多くの部分占めるだと確かに意味はない。目標がある程度定まってなおかつ腰据えてそれに向かっていく場合は良さそうだけどそうじゃない場合見送った方がいいんじゃないかなーと個人的には思った。

立場によって向いている意思決定が違う

チームごとにあがる施策はそこに部分最適されたものが多く、細かいタスクになりがちという話があった。細かいタスク自体は必要なので問題はこれに組織全体が終始してしまうことだと思う。個人的には下記を気をつけている。

  • それぞれのポジションで出しやすい施策が違うことを意識する
  • 最終的には優先順位を一人の人間(PM)が決める

前者は各人に深掘りしてもらいたいテーマを与えてその分野のスペシャリストになってもらう。ただここでもスペシャリストがその分野にのみいいことをして全体では結局良くなっていないというのはあるので

「全体最適を意識した部分最適」

をしてもらうことが重要。これは全体最適をちゃんと伝えることが大切。PMとメンバーの持っている情報が違うとそもそも話が噛み合わない。

チームの分け方について

ミッションごとにチームを分けるが上記のテーマを深掘りさせるためにもいいかなーと色んな会社の組織を聞いてて思った。KPIの率と母数など対立するものをもたせるのはNGでミッションって括りにしたほうが本質的な施策が打てそう。

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