tiktok広告でtoBは獲得できるのか?

tiktok広告でtoBは獲得できるのか?

tiktok広告が結構流行ってきているなあと思うのですがまだまだ低年齢層向けの商材しか取れないでしょ?やtoBは無理でしょ?と思っている人も多いハズ。僕もそうだったんですがairteam( https://www.airteams.net/ )の案件で結構いい結果が出たのでまとめてみた。

そもそもtiktok広告とは?

tiktok広告オフィシャルサイト

https://tiktok-for-business.co.jp/online-account-service/

フォーマットなどは下記

https://tiktok-for-business.co.jp/archives/4157/

基本的にはおすすめフィードなどにでてくるネイティブ形式のもので縦長の動画広告になる。

tiktok自体がユーザーに適したコンテンツを流すアルゴリズムであそこまで伸びたので広告も単純にコンテンツから広告に変わっただけで精度が高そう。

tiktokはtoBにあわないんじゃないかと思ってた

tiktokのイメージがティーンが見ているアプリでしょって方も多いと思う。自分もそこまででなくても正直あまりtoBがCV取れるイメージはなかった。

ただ最近投稿もyoutubeの切り抜きやビジネスyoutuberの進出などもあって層も変わってきたような気がしたので試してみた。

リード獲得フォーム、インスタントページの効果

色々試して効果が出ている事例だとやはりインスタントページ、インスタントフォームを利用したものが圧倒的にCPAが良かった。これはアプリ内に簡易的なページやフォームを作ってページに遷移せずにCVを取れるものでもちろんCVRも遷移がスムーズなのであがるが最もでかいのがiOS14の影響を受けないことにあると思う。facebookしかりiOS14以降ページ遷移後のCVが取れにくくなっているせいで精度が落ちている。

インスタントフォームはアプリ内なのでこの影響を受けず、CVからの学習精度がwebページへ遷移するよりも高くなる。

かなりクリエイティブにはうるさい

tiktok広告を試して思ったのがクリエイティブにかなりうるさいということでそのうるささというのが下記になる。

  • アダルト、たばこなどの規制
  • 音源などの質
  • 視聴維持率

結構広告もコンテンツとしての質が求められるなと感じており、視聴維持率の高いものと低いものでcpmも1.5倍になったりする。もちろんいろんな要因があるのでこれだけだと断定できないが。

クリエイティブの評価をコストに反映されるのはgoogleもfacebookもやっているがtiktokは特にその影響がでかいと思っていて、理由としてはtiktokは全画面動画なので質が低いクリエイティブだとユーザーが離れるリスクが高くなるからだと思われる。他媒体のように画面の一部のバナー広告よりユーザーの負荷が高い。

クリエイティブの細かいテクニック

クリエイティブ制作がかなり重要で対象ユーザーからのみ、反応をよくしてtiktokに正確に機械学習させられるかが重要。

例えば、開始1秒で〜な方へと呼びかけて対象ユーザーの注意を引いたり、コメントで相談にのることで対象ユーザーコメント率をあげたりなどが効いた。

時間が短いのでフォーマットが大切でユーザーもこのフォーマット、このBGMならこういう動画かというのが分かるのでそれに合わせるべき。人気フォーマットの調査表はまた別の記事でまとめる。

toBでの結果

上記のインスタントフォームとクリエイティブの運用でtoBのリード獲得でCPA800-1000円ぐらいは再現性高く取れそうだなと思っている。(もちろん商材によるが

あそこまでのメディアになるとやはり、なんだかんだ言って30代以降の経営層もそこそこいるのでよほどボリュームを大きく取らない限り、効率よく獲得できる媒体にすでになっていると思う。今後facebookの代替として潜在層を取りに行く際に積極的に使いたいなと思った。

ただあまりにもうけを狙いすぎてエンタメよりにすると興味ない層に学習してしまい、うまくいかなかった。自分のさしたい層から離れないけどtiktokに馴染むみたいなバランスが重要。

tiktokでの広告を打つ意味

tiktok広告についてまとめてきたが、結構他の媒体と投稿と広告の関係性も違う。というのも、tiktokは普通の投稿でもフォーマットなど抑えると1日で10万再生取れたりする。(うちのアカウントでも0フォロワー2投稿目で1日で10万再生いったり連続で1万再生連日でいったりしている。toBでこの再生数なのでエンタメに寄せたりしたらもっといくと思う)

なのでリーチだけだと正直、広告打たなくても短期で取れたりする。facebookやgoogleは投稿のリーチ伸びるまでに時間がかかるので広告で伸ばすという考え方ができるが、tiktokはそのメリットが有る意味薄い。

よって、リーチをのばすというより上記のようなインスタントフォームなどCV地点の自由度を高めたいという場合に使うのよさそう。ブランディングだけだったら正直投稿でいいと思う。

とまあtoBのtiktok広告についてまとめてみた。tiktok広告はじめ運用型の広告のコンサルをairteamでもしているのでぜひ気軽にご相談を!僕以外にもいろんなスタートアップのマーケターに参加してもらってます。

airteam

https://www.airteams.net/

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