googleの検索もある意味でCGMだなと思っていてサイトという投稿をランキングで並べるサービスと言える。CGMの運命ってのはある程度決まっていてその運命を考えると個人サイトはきついのかなと思っている。今回2020年のアップデートでそれを強く感じたのでまとめてみた。ちなみにこれはごく一部のデータを元に主観的に感じたことなので根拠はないです。ただの戯言です。
CGMの運命とは?
CGMは基本的には下記のフェーズを辿るのかなと
- 最初は個人のユーザーの投稿
- その後ユーザーが増える
- ユーザーが増えるに比例して社会からの圧力が強くなり、規制などが厳しくなる
- またユーザーが増えて企業の投資コストが合うようになり、企業公式のコンテンツが増える
- 結果プラットフォームは個人コンテンツよりもお金をかけた企業コンテンツを優遇する
ニコニコもfacebookもこのフェーズを辿っているように見える。youtubeもこれに移行することが考えられるがまだ飽和はしていない。tiktokはまだまだ最初のフェーズなので個人がリーチを広げるのには適しているフェーズと言える。
googleは公式コンテンツに目移りしている
googleがCGMというと変な感じがするかもしれないがサイトをgoogleは保有していなくていろんな投稿者(サイト保有者)のコンテンツのプラットフォームと言える。
今までweb上にコンテンツが少ない時期は個人サイトなどを重宝していたが今SEOを考えない企業の方が少なく、公式コンテンツ、企業コンテンツが豊富にある。
welq問題などを皮切りに規制が厳しくなり、googleもコンテンツに関してのハードルを上げざる終えなくなっている中、今年のアップデートで信頼性の低いサイトの評価が下がったように見える。今後もgoogleはより信頼性が高く、リスクの低い公式、企業コンテンツを重視していくと思う。そこに十分コンテンツがあるわけだし、googleとしてもリスクが少ない。
今後個人サイトはどう生きていくか?
正直信頼性の高いリンクを受けれない限り個人サイトは相当厳しいと思う。とはいえ、企業、公式コンテンツで賄えない情報ももちろんある。例えば口コミなどはむしろ企業のサイトだとちゃんと偏ってないかなど心配である。
こういったコンテンツは個人サイトでも生き残れるかもしれないがノウハウなどは公式に同じコンテンツがあったらそっちを優先するよなあとは思う。なので個人サイトは
- 企業サイトだとむしろ狙いにくい口コミなどのコンテンツ
- 信頼性のあるリンクを得る努力
この辺が重要になってくると思う。