最近読んだ本で面白かった本が

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この本でいろいろ面白かったけど特に「昔は課題が明確でどれも満たされていなかったのでひたすら明確なニーズを叶えていればよかったが今はほとんど解決されているのでユーザーのインサイトを見ないといけない」(引用ではなく意訳)という部分があって本当にそうだなと思った。多分4-5年前に比べて多くのものがニーズを満たしつつあるような気がする。例えばテレビで5年前より明確に良くなっている部分ってどこだろう?解像度とか良くなっているだろうけど圧倒的に変わっているところってない気がする。僕は冷蔵庫を古く安いのをもう10年使っているんだが壊れなければ別にこのままでいいなあと思っている。

多くのものが便利になっていく中で人のニーズの限界まで良くなってしまったものが世の中には多い。また人はめちゃくちゃそれで困っていない限り新しく探そうともしないので少しいいのが出てもなかなか普及することはない気がする。不便を解決する解決型の商品で多くのものは今コモディティ化されて価格競争になってしまっている気がする。

日本という貧乏でも幸せな国

吉野家があの価格であの味を提供している国では色んな良くてしかもいいものが溢れている。僕は最近給料が変わっても生活レベルが変わらなくなってきた。別にめちゃくちゃ高いものを食べたいと思わないし、高級ブランドを身に着けたいとも思わないので節制しようと思わなくてもお金を使い切れなくなってきた。(別に特段給与が高いわけではない。多くの人がそうなっていると思う。)もちろん貯金が増えるのはありがたいがこれだけお金あれば十分という金額が下がってきているんじゃないかなと思う。

スマホアプリによりものを作るツールのコスト減やバーチャルで楽しめるものが増えることでの娯楽のコスト減も大きい。

国というくくりだとやっぱり新興国のほうが広がりがでかい

先進国においては上記のようにすでにニーズが満たされつつある分野が多い。新興国はまだこの余白が大きいので今後の市場の余白は新興国が先進国に追いつく部分と先進国の下記の需要だと思う。

  • 娯楽(特にものを作る系)
  • サブスク
  • ブランド

新興国もニーズは結局ほぼ同じで大きい流れでいうと先進国の辿った道と変わらないと思う。世界中の国が進めば進むほど同じような都市になっていくのと同じである。

残るのは娯楽とサブスクとブランドもの

そんな中で先進国で今後も市場が伸び始めるのは

  • 娯楽(特にものを作る系)
  • サブスク
  • ブランド

だと思う。一つ一つ理由を

娯楽(特にものを作る系)

娯楽は人の余暇時間があるほど必要になってくるし、人はあきるのでニーズが満たされ続けることはない。常に消費されていく。ここが満たされることはないので伸び続ける。

また娯楽の中でもものを作るという趣味はなくならないと思うし、今後仕事によって自己を表現する機会が少なくなっていくなかで重要だと思う。個人が世界に対して発信しやすくなっているのもでかい。労働時間が少なくなっていく中で個人が余暇にものをつくり世界に発信、表現するながれは大きな流れだと思うし、そのツール、表現するプラットフォームは伸び続ける。

サブスク

サブスクが伸びているのは2つの文脈があると思っていて

  • 決済がめんどうな商材(spotify、netflix)の決済をなくす
  • ハードウェアの入れ替えが起こらないため売上維持のためにサブスク

前者はユーザーに対してのわかりやすいメリットで現在すでに起こっているので説明はいらないと思うけど音楽や映画など都度コンテンツを買うという行動をしていたものが決済の動作をなくすことで違うニーズを叶えている。例えばspotifyでなんかおちつく音楽流してとgooglehomeを通して音楽を流すのは都度決済する世界ではあり得なかった。

もう一つの文脈としては上記のニーズが満たされつつある中でハードウェアの買い替えが起こりにくくなることへの危機感があると思う。iphoneを買い替えたいと思う欲求ってもうだいぶなくなってきていると思っていて、多くの人は壊れたとき買い換えると思う。これはハードウェアの会社にとっては死活問題で今後買い替え時に売上が立つのではなく、そのハードウェアを使用している時間に売上を立てさせないと成長できない。

そのためハードウェアの会社がそれを利用する時間になにかしらの方法でサブスク課金させる動きが強くなると思う。iphoneはすでにアプリ収益から手数料を抜いているからこれを達成しているし、任天堂もswitchを買ってnintendoonlineに加入させることでこれを達成している。

ブランド

三点目もすでに来ているけどブランドで特に個人のブランドが来ると思う。わかりやすいニーズは満たされつつあるのでそれを身につけることでなにかの考えへの共感を示せたり、仲間意識を持てるブランドがより求められる。これがSNS、ツールの発達で個人から起きるパターンが増える。ここにはまだまだ余地があるし、時代の流れとともになくなるものではない。