個人開発やサービス初期フェーズの会社に聞かれる内容で多いのがgoogleadmanagerなどを導入するタイミングです。ある程度の規模の会社の広告運用担当だといやGAMは入れるの当然でしょと思うかもしれないけど最初adsenseを入れてそのままという事業者は意外と多い。そもそもアドサーバー導入もまあまあ開発コスト、運用コスト、学習コストがいるので確かにあまりに規模が小さいうちからやる必要はないかなと思う。今回はなぜアドサーバーをいれるのかとどのタイミングでいれるべきか、いれる際の注意点についてまとめていく。ちなみに今回はwebを前提に話を進めていきます。
なぜgoogleadmanagerをいれる必要があるのか?
そもそもなんでGAMを入れないといけないのかですが広告というのは簡単にいうと競り市みたいなものが常に行われています。GAMを導入することでこの入札者を多くすることができます。基本的には需要と共有のバランスで価格が決まるので需要をGAMで増やすことができたらimpあたりの収益性は高くなります。これによって媒体の収益性が上がりやすくなります。
どのタイミングでgoogleadmanagerをいれるべきか?
GAMをいれる際のデメリットは下記です。
- 学習コスト
- 運用コスト
- 開発コスト
広告は結構複雑なのでそもそも学習コストが結構かかります。ここをがっつり勉強する気合がないときついです。またそれに関連しますが日々モニタリングして運用しないといけないのでそこにもコストがかかります。これらをペイするタイミングが導入タイミングだと言えるのですが下記の前提だと
- 人的運用コスト0.3人月(10万円)
- 20%up想定(もっと上がると思いますが最低これぐらいという値)
- 現在のecpm60円
で考えたとき、10万を20%upで向上できる売上、つまり全体50万円の売上でimpでいうと833万impほどないと厳しいかなと。PVではなく、impなので1PVで2枠だと400万PVくらいかなと。これぐらいあるとgoogleadmanager入れた方が良さそうだなと。
いれる際の注意点
導入時に代理店などから提案を受ける場合もあるが気をつけて欲しいのは数字は見れる状態にすべきというところで数字を把握できないと提案の良し悪しもわからない。意外と管理画面見せれませんというところも多いので要注意。