iOS14からでたSKAdnetworkとATTについて違いを説明します。結構これでiOSの広告周りは変わります。
2つの関係性
まずSKAdnetworkもATTもIDFAのかわりとなるものです。IDFAは端末ごとに振り分けられているIDで今まで広告のターゲティングはこのIDFAを用いて行っていました。
ただ昨今のプライバシー周りの世論でIDFAを色んな会社に渡すのはどうなんだとなり、ATTで許可をとったユーザーのIDFAのみ取得していいということになりました。
ただそれだけだと広告が厳しいので変わりにSKAdnetworkというものも用意されました。正確にはSKAdnetworkはiOS14以前にあったんですがATTで制限されるまでは特に意味なかったのでみんなに無視されていたものになります。ATTによってIDFAの代わりに使おうと注目された形になります。
SKAdnetworkとは
簡単に言うとアップルを通してユーザーの情報を送るようにしたものになります。
SKAdNetworkとは
https://www.adjust.com/ja/glossary/skadnetwork/
上記記事がかなり詳しく書いてますがかなり制限があるものでIDFAの時代ほど情報は手に入らなさそう。
ATTとは
ユーザーに広告のトラッキングをしていいか聞くもの。
AppTrackingTransparency (ATT) とは – Adjust
https://www.adjust.com/ja/glossary/apptrackingtransparency-att/
下記の記事にあるように8割ぐらいはOFFにしそう。
「iOS 14.5」のATT機能、ユーザーの約88%が「トラッキングしないように要求」を選択──Flurry調べ
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2105/09/news014.html