GAM上で仮想レートの調整を週一ぐらいでやっているところは多いと思いますがどう設定してどれくらいimpが動いたかとかってどう管理していますか?仮想レートこの時期どう設定していたかわからん。。。って人も多いんじゃないすかね?今回はその仮想レートをdataポータル上で可視化する方法についてまとめました。
やりたいこと
- データポータルに仮想レートの推移を日付順に見せたい
- 下記で分けたい
- アドネットワークごと
- 枠ごと
全体フロー
- dataポータルのデータソースにLINE_ITEM_COST_PER_UNITを追加
- 各lineitemをアドネットワークでグループしたいのでリソースの計算フィールドでcase関数を用いて振り分ける
- フィルタオプションにてアドネットワークと枠をフィルタ
- LINE_ITEM_COST_PER_UNITは1円が100万で表示されるので指標の計算フィールドで100万わる
GAM上での値はLINE_ITEM_COST_PER_UNIT
LINE_ITEM_COST_PER_UNITドキュメント
https://developers.google.com/ad-manager/api/reference/v202002/ReportService.DimensionAttribute
LINE_ITEM_COST_PER_UNITに仮想レートが入っている。lineitemごとの数値がくる。なんでかはわからないけど100万が1円になっているので100万で割る必要がある。
アドネットワークごとにlineitemを振り分ける
CASE
WHEN REGEXP_MATCH(Dimension__LINE_ITEM_NAME, '.*adnetwork.*') THEN "adonetwork"
END
lineitemごとではなくアドネットワークごとに見たいのでデータソースの計算フィールドで上記で振り分ける。