担当するサービスでwebのリニューアルを行いました。結果としてこのsite経由のDLが1.6倍になったり滞在時間1.2倍になったりなかなかの成果がでました。仕事をしているとほとんどが失敗で成功はわずかしか体験できない。失敗はよく反省という形で振り返るが成功は浮かれてしまい振り返りなかなかできないのでちょい振り返ってみる。

やったこと、戦略

今回webのリニューアルをした理由はCGMのコンテンツを利用してオーガニック集客を強化するため。web全盛期は特にそうだが多くのCGMはCGM+SEOで伸びてきた。

  • コンテンツをユーザーに投稿してもらう
  • そのコンテンツが検索エンジン上の入口になる
  • 更に多くのユーザーがコンテンツを投稿する

のループが作れるかがでかかった。cookpadやpixivもそれ。(多分)現在はSNSにシェアされるかなども大きい。webをDLの集客装置として定義しそれに特化した設計にするというのが今回の戦略だった。nuxtによるSPA化もでかいがページの構成をDLにとにかくつなげるようにしており、特にコンテンツを媒介にサービスを知ってもらい、DLさせるというのに注力している。その結果コンテンツページの回遊が130%になり、DLは160%になった。

いいチームからしか良い成果は生まれない

昔、仕事の成功は時の運なので良いチームだからといって必ずいい成果が出るとは限らない。ただ良い成果が出るのはいつだって良いチームからと言われたことがあった。今回も良いチームだからこの結果がでたんだがチーム組成から行っており、かなり意識的にチームを作った。うまくいったなと思ったところをまとめとく。

チーム運営方針

チームの運営方針は前に投稿した下記の方針に則って行った。

施策立案を仕組み化する

  • 大きな方針、施策に関してはPMが決める
  • 専門的、中規模以下の施策は各担当者が決める
  • 施策をそれぞれ立てやすい人間に立案させ、その領域を具体的に割り振った

上記をやることで各人が自律的かつ深掘りして進められたのが細かい部分のクオリティにつながった。

些末なことにとらわれない

また今回半年以上のプロジェクトになるのだがそんだけ長い&リソースをぶっこむと問題も起こるし、社内からも本当に大丈夫?という空気が流れる。ちょっとした問題でもそれ見たことか突っ込まれる場合もある。そういうとき本質的な問題かどうかを見極めて些末なことであればビビって方針を変えないというのがチームの練度を継続的に上げる上では大切。

プロマネがどう長期戦略を成すか。経営陣とのコミュニケーションについて

とは言っても半年以上、数人のリソースを割くのは一介のサラリーマンがどんだけ心折れなくても経営陣が心折れれば途中で頓挫する。この決断はPMの僕よりむしろ経営陣のほうがすごいかもしれない。僕が今の会社に入ったのは自分を信頼してくれそうというのもでかい。

僕は長期的戦略をたてるのが好きで半年から数年スパンの戦略をたてる。ただそれを立ててもそこまで待ってくれるには経営陣が相当そのPMを信頼していないとできない。この信頼してくれそうが的中したのも今回の成果に大きく影響を与えている。

プロマネの方も自分がどのスパンで最も成果を出しやすいか。もし長期型の場合、経営陣との信頼が重要なので転職などの際はよく見たほうが良いと思う。あと時々PMを小CEOなんて言ったりするが個人的には経営陣と信頼しあって長期スパンの戦略を練れない短期PDCAしか回せないPMは小CEOではないよねと思っている。