youtubeできている・きそうなカテゴリを分析してみた

youtubeできている・きそうなカテゴリを分析してみた

芸能人が参入してきたりますます盛り上がっているyoutubeのカテゴリを分析してみた。

今youtubeできているカテゴリ

  • エンタメ系
  • howto系
    • 料理
    • カメラ
  • ゲーム実況
  • instagramer系
  • 本の要約系
  • パチンコ
  • 副業紹介
    • プログラミングスクール
    • 稼げる副業紹介
  • 子供向け動画
  • ASMR
  • 家電などのレビュー
  • 漫画の解説、〜説
  • 動物系
  • toBマーケティング
  • 音楽系
    • BGM
    • アーティストの公式チャンネル
  • 違法
    • 漫画
    • テレビ

instagramからおしゃれ系が来ている

youtubeがすごいのはいろんなジャンルを飲み込んでいるところ。例えばinstaだったらやっぱりinstaらしい投稿が並ぶし、おしゃれじゃないものがあったら違和感がある。youtubeはいろんなジャンルを飲み込んで、なおかつリコメンドでうまく区分けできている気がする。instaからファッションなどの投稿をするインフルエンサーが増えた。

こじはるさんは最初youtuberとしてでるんじゃなくてvlogですってブランディングを頑張ってたけど今はちゃんといわゆる赤文字でyoutuber独特なサムネイルのイメージ以外のまるでinstaliveみたいなテイストのものも増えた。

チャンネル登録だけでいうとエンタメが強いが再生数でいうと他カテゴリも

この動画非常に面白かったが今までチャンネルの登録数でいうとはじめしゃちょーやHIKAKINのようなエンタメ系がやはり強かった。エンタメってhowtoなどと違って層も広いので今後も上位にはエンタメ系の割合が多くなると思う。howtoなどは趣味の熱が冷めたら登録外すかもしれないし、今後チャンネル数は増えても登録者数はエンタメにやはり勝てないんじゃないかなと思う。料理など一生やるhowtoなら継続率が高そうだが。

ただチャンネル登録者数はじつは直接的な収益性の数字にはならない。結局再生されたかなので下記の再生数ランキングのほうが収益性を考える上では重要。

再生数ランキングで面白いのはavexがずっと首位のままというところ。音楽系は何回も再生されるのでおそらく登録者あたりの再生数が多いんだと思う。このランキングには他にはでてないがおそらくBGM系のチャンネルも登録者の割には再生を稼いでいそう。あと違法系のテレビ番組のコピーなどもすぐにチャンネルがBANされるので累計でたまらないがカテゴリくくりでいうとありそう。

また下記でも書くがエンタメ系は収益にしにくいので再生数の割には稼げない。howtoだと教室などや教材などに繋げられるので登録数、再生数ほど美味しくない。

副業系は今の所プログラミングスクールの紹介、稼げる副業紹介

おそらく今年のはじめぐらいから20代後半ぐらいの男性が増えて副業に関するチャンネルが盛り上がった。マナブログのまなぶさんとかりゅうけんとかがその走りな気がする。ただ副業系は基本はプログラミングスクールへの誘導が多い。ふたりともそれがはじめだったが。

単価が異様に高いのと副業しやすい職種というのもあってエンジニアのスキルを身につける需要は高い。

また副業系もhowtoというより副業の紹介が主。やはり副業ってダイエットと同じで実際にやる人は少なく、らくして稼げないかなーって色々調べて終わる人がほとんどなのかなーと思う。

難しいことを動画でわかりやすく伝える系

howtoとすこしかぶるけど難しいことを動画でわかりやすく伝えるものも需要がある。オリラジのあっちゃんとかは本とかだと難しい源氏物語や歴史などをわかりやすく教えている。これいいのが本を動画で解説すれば本はファクトチェックをすでに出版社などがしているのでその手間が省ける。量産することができる。これが難しい内容、ハイレベルな内容だとファクトチェックが難しかったりするのであそこまでの量産はできないはず。

同じ難しいことを動画でわかりやすくという文脈でいうと本を要約する系の動画もある。今までも難しい内容を漫画でわかりやすくなどは需要あったのでそれの動画版。

youtubeで完結させないビジネスモデル

DaiGoさんのように別でマネタイズする

youtubeを完全にリーチを広げるためのものとして使っている人たちもいる。メンタリストのDaiGoさんは途中までyoutubeにアップして途中からニコニコに流す。ニコニコでブロマガ登録していると全部見れるという仕組み。コンテンツの質が広告収益より高いならこのやり方のほうがたしかに良い。今までならtwitterでリーチをとってニコニコに流すって形が考えられたけどtwitterよりyoutubeのリーチが上回ったんだなあと感じさせる動き。

abemaのように導線として割り切る

abemaも少し似ていてabemaへの登録を目的に運営しているので途中までコンテンツを見せてabemaに飛ばすという方法をとっている。こういったプレイヤーは他のプレイヤーと少し違うルールで動いているので注意。

教室や教材につなげる

カメラや動画編集はすでにプレイヤーが揃いつつあるが大川さんのように動画をあげてそこから教室やオンラインサロンにつなげる人もいる。2019/12/29現在、6.68万人の登録者だが収益性は高そう。

2020年にyoutubeで来そうな分野

と現在youtubeではやっているカテゴリをまとめたので次にきそうなものも考えてみた。

tiktokとの対決がどうなるのか?

instaもyoutubeが飲み込んでいるように感じる。やはり収益性の違いから他のプラットフォームで人気になった人がyoutubeを始めるのは今後も起こりそう。気になるのがtiktokでtiktokは今後長尺の動画も取りたいと思うはず。ここが取れたらyoutubeに取られるどころかyoutubeのシェアを奪うことができるが果たして可能なのか。。。

tiktokが風景やhowtoをどんどん投稿させる動きをしているなと思うのでちゃんとダンス動画からピボットできるのかが鍵。

引き続き女性と男性の年齢層高めが増えそうなので美容と男性向け趣味が流行りそう

2019年はyoutubeのユーザー層が大きく変わった年だったと思う。とはいえまだ20代以上の女性やもう少し上の男性はもっといるはず

「10代・20代の95%!? YouTubeの利用率、年齢層、男女比まとめ【2019年調べ】」

上記でも記載のように2020年も伸びるのかなと思う。またinstaからyoutubeに参加する人も多くなりそう。美容系はinstaからのインフルエンサーたちが獲得し、男性の趣味周りでシェアを獲得する人がでそう。例えば

  • バイク
  • 音楽
  • ゴルフ

など。カメラや副業系はもうだいぶ混み合ってきている。

量産できるなら要約系が手堅そう

もし手金があって動画を量産できるなら要約系の動画を大量に一気に作ってもいいかもしれない。もう少しお金をかけたらイラストなどを使って動画に流すのもあり。

PdM目線webサービス研究カテゴリの最新記事