QAサービスを調査してまとめてみた。この記事でのQAサービスの定義はユーザーが質問をできてその質問に対してユーザーないしは運営が答える形態のサービス。
- 質問箱型
- ストック型
- 会話型
質問箱型QAサービス
サービス
- 質問箱
- マシュマロ
- pageful( https://pageful.app/ )
サービスの基本フロー、KPI

サービスの基本フローは下記
- twitterで質問募集のtweetをする
- フォロワーから質問がくる
- 回答をtweetする
まず最初のKPIは1でのリーチ数でこれは
- 固定tweetされるか
- プロフィールページをシェアされるか、その頻度
によって変わってくる。
次に質問された際に気づいて回答してくれる率を高める2→3の率だがこれはメール通知などであげれそう。ただ多くの質問箱型のサービスがメールアドレス登録ではなくtwitterログインなのでメールアドレスをとるのに許可が必要で100%にはならなさそう。
回答をtweetし、そのtweetから回答にいく率も重要だろう。この率は回答を一部しか見せないなどで高められそう。またOGPも重要なパーツの一つ。回答ページにランディングさせてそのままそのユーザーに質問をさせられるかも重要。
pagefulは広告モデルじゃないので違う戦いをしている
pagefulは回答ユーザーに対してのファンから継続課金など課金でのマネタイズを目指してそうなので広告は設置されなさそう。あくまでpagefulにおいて質問箱機能は拡散させるためのシェア装置なんだろう。これはstandfmなども同じ目的で設置しているんだと思う。
ストック型QAサービス
サービス
- quora
- Yahoo!知恵袋
- teratail
ストック型QAサービスのKPI、基本フロー

サービスの基本フローは下記で
- 検索で質問ページにユーザーがランディング
- その質問の回答が優れていればサービスのユーザーになる率が上がる
- 再訪して再度質問
検索流入を取れるか、その検索に適切な回答を表示できるかが重要になりそう。質問箱がtwitterからの流入を基本にしているのに対してこのストック型QAサービスは検索流入をメインにしている。
QAサービスのトップであるquoraの仕組み
- スペース機能
- 実名ベース
quoraは実名ベースにして答えて評価されるとちゃんと実社会でも評価されるというのが強いんだろうなと思う。結構専門家とかも答えているし、経歴などを掲載している人も多い。ただ日本だとquoraでランキング上位ですとかあまり聞かないけど海外だとどうなんだろ?ステータスになったりするんだろうか。
専門型と総合型の違い
このストック型は検索流入を取れるかが重要なのとそのサイトで答えて評価されることをステータスと認識されないといけないから専門型の方が今後有利なんじゃないかなと思う。
というのもSEOはサイトごとの専門性を重要視しているので総合型にプログラミングのことを質問するより、プログラミング特化のQAサイトに質問した方が上位に上がりやすいだろうなと。
また答える側としてもyahoo知恵袋で評価されるよりteratailでランキング上位の方がステータスになるよなと思う。
quoraのスペースは上記の総合型のデメリットを打ち消すための施策なんだろうなと思う。
会話型QAサービス
会話型QAサービスの定義
会話型のQAサービスは質問に対して会話で答えてくれるもの。ペコったーがまさしくそれ。
会話型QAサービス
- ペコったー
専門型×高課金が合いそう
他のと違っていいのは連続したやりとりに強いところ。
- 新宿で
- からいのがいいです
などなど。ただこの形だと人が答えるの結構コストだし、結構付加価値高いので課金モデルとかが合いそう。